ブレッソンの写真には「対」になるものがたくさん登場する。
マチスの絵にもそういうものがある。
そういうことを意識して作ってます、というようなことを本人たち は しゃべっていないようなので、おそらくこれは彼らの感性の中に「対」に対する・・・・あ、対に対する、っておもしろい。
そうそう、「対」に対する造形原理があったのではなかろうか、と推察するのです。
世の中には相対するさまざまな現象や概念があります。
「上・下」「神・悪魔」「右・左」「女性・男性」「天・地」・・・など、2極で対象をとらえる人間の性(さが)のようなものがあるからでしょうね。
「対」は黄金比などと同じように、重要な造形原理かもしれんぞ。
知らんけど。
2021/05/21